寛ぎの数値化 格好良いの数値化

性能主義に違和感があって「なぜ?そこを求めるのか」っていつも考えてた。
反面、私のクライアントの多くは色々と細かく要求されるものの、性能面に関しては、コダワリを持ってはいない事が多々ある。

「いいです、一般的で…」そんな回答ばかり。

より良い住環境を目指した時に、いわゆる「数値」で表そうとする所に、あまり「価値」を感じていないというのが、これまで経験してきた感想。

プロとして”重要な部分をシッカとアドバイスし、それを実現して下さい!”と要求されていると強く感じる。

それもそうだなぁ~”寛ぎの数値化”は不可能だ。

打合せ中の出来事…
「色々考慮するとこの方が格好良いし綺麗なんですが…」と控えめに言うと。
「格好良い?! 関口さんそれはカナリ重要な事ですよ!」と嬉しい反応。

格好良いの数値化”も難しいものね。

そこの部分に「価値を求める人」がきっと私の門を叩いてくれていると信じて設計している。
きっと脳の中心で「価値あるものの数値化が無意味だ」ということを、感じているのかもしれない。


しかし、これは優先順位の話しも絡む。
あくまでも、バランスが大切ってことを付け加えておく。
そのバランス感覚は、住まい手自身に大きく依存するので、決まった「解」は無い。
その最適な「解」を導く為に、我々の職能が問われていると強く感じる。

そう、人は「なぜ?」に動かさせれるのであって、理論では動かない。
数値で動くのは、お金が絡んだ時くらいかもね。(笑)

栃木県佐野市の建築設計事務所
一級建築士事務所 岳設計工房
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プロフィール

Gaku

岳設計工房 代表 関口岳志です


-受賞暦-

第5回 佐野市水と緑と万葉のまち景観賞
岳設計工房

第2回 佐野市水と緑と万葉のまち景観賞
Tree Re-hair

第2回 さのし建築景観賞
Natural Healing 「凛」