敷地に対する施設サイズの話や、収容人数の話をしたくて・・・Photoshopで加工してみました。

千駄ヶ谷駅前
佐野駅前に新国立競技場が出来たら????こんなサイズになるんです!って絵です。

佐野駅前
えぇ~と、収容人数8万人です。
佐野市民の人口が約12万人ですから、その65%がこの競技場に入れる計画です。
あぁ~もっと言うと、
男性は6万人しかいませんので、全員集合出来ちゃいますね(笑) ・・・いや!見たくないですが(笑)
どれだけの人数がこの佐野駅で乗り降りするのか?
どうやってアプローチするのか?
事が起きた時はどうやって非難するのか?
そもそも、敷地に対する計画が間違っていないか?
イベント終了後の駅や周辺の混雑は?
そのような事はシッカリ議論したのだろうか?と思ってしまうのです。
もぅ、費用や工期、工法などの話が先走り、そこに人々の光景がイメージできません。
さて、もう一つ、城山公園に重ねてみました。
城山公園
スッポリ納まります(笑) 城東中学校もスッポリつまり、「男ども~城山に集合じゃあぁぁ~!」と佐野男勢全員が集結したと思ってください。
チェックすべきところは、千駄ヶ谷駅前でも周辺にはゆとりある敷地が設けられていないということ。
※そして、ほぼ公共機関と徒歩で施設にアクセスするということ道幅や歩道・
人工地盤の有無もあるでしょうが、強引に城山公園周辺との比較してみましょう。
競技場から全員追い出し、周囲の道に人を敷き詰めているのをイメージすればよいこと。
佐野市の男どもを・・・(笑)
いや・・・ちと難しいようですので、数値化します。
人間1人の領域を1㎡とすると6万㎡
道幅6mとしても10kmに敷き詰められます。領域を半分にしても5kmの行列佐野駅前を出発し佐野藤岡インターチェンジまでが約5kmです・・・(恐)(嫌だな見たくない)
※比喩が過剰すぎました、一応計画では
人工地盤など?を周囲に設けているので、大丈夫という見解でしょうか?
当初のザハ案
競技場壁面から伸びる沢山の橋梁のような物がデザインされています。 →
新国立競技場模型Instagramへ詳細な計画内容を確認してませんが、この(狭い)敷地に対する明瞭なアプローチの計画が成されていたのでしょう。
ザハ「俯瞰してみたら、敷地が狭すぎるから出しちゃいましょう!」とか言ってたりして。
実は、この事は大きな賭けです。
コンペに指定された敷地をハミ出し提案する≒普通なら規定違反で失格ですからね。
このような施設のアプローチには周囲に広い敷地が必要です。
縮小したからOKというモノではないはず。
・・・とココまで書き、こんなサイトを発見→
「新国立競技場デザインコンペが・・・ゴニョゴニョ」2014年5月の縮小案でも敷地からハミ出てます。
「必要条件を満たさない決定は、成果をあげられない不適切な決定である」・・・2015年7月8日時点で「決定」って言っているけど・・・
「間違った選択よりも、不足していることは更に問題を起こしタチが悪い」・・・敷地に対する議論不足してませんか?そもそも敷地面積不足してません?・・・
色々と疑問要素だらけです。
追記
埼玉スタジアムが収容人数約6万人です。
ワールドカップなどのイベントの時にも大変だったらしいですが・・・
それでも周囲にゆとりがありますね。
浦和美園からのアクセス?車?良く知りませんが、このような施設には当然必要なスペースだと思います。


再度追記(2015.7.16)

パースを拝見し、競技場の足もをと良く見ると、どうも人工地盤により建物の高さを低くみせたり、あたかも周囲の敷地にゆとりあるように見せたりと、バランスを整えているようにも思えます。
つまり、
予算増の根源はもしかすると、この人工地盤の土木工事の部分ではないか?と勘ぐってしまいます。
何故なら、キールアーチ部の予算950億円を減額したとしても、過去の事例には程遠い高額な予算が想定されているからです。
あわせて、屋根(キールアーチ)が無くなったとしても、その屋根を支える下部の構造も必要なので、高くなっているという因子もあるでしょう。
屋根を載せれば足元も変わるということも、シッカリと一般社会に伝えねばなりません。
こんな憶測ばかりで申し訳ないですが、国家事業の詳細内容が国民にオープンにされていないこと事態、少々残念に感じてます。
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