大谷石材 採掘現場説明会 ~立抗を降りる

栃木県建築士会と大谷石材協同組合による
大谷石材採掘現場・加工現場・施工業者との意見交換会の参加報告
予てから、大谷石という素材を使い建築価値を高めたいというスタンスでいましたが、過去に大谷石材を採用するチャンスが無く、また大谷石材の特性や建築材としての手法・そして生産者側の声を聞きたいと思い、今回の現場説明会に参加しました。


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大谷石石材現場説明会


■坑内堀りの衝撃的な見学
はじめにショックを受けつつ見学をしたのは、大谷では一番深い立抗です。地上より最下層まで74m、エレベーターのような昇降機は無く、大谷石の壁にまとわり着く様に這わされた木製ハシゴを使って降りていきます。

立抗 上屋
空中に浮かぶ上屋は、天空の城ラピュタでシーターが空から舞い降りてくるシーンのようです。


立抗 大谷石立抗
足元を覗き見る勇気と、スマートフォンを突き出す勇気が必要です。
下まで約60mほどあると思います。

立抗 昇降足場2


はしごは木材で出来ており、手摺にも寄りかからずバランスをとる程度で手を添えるだけにして下さい、ワンスパンに一人しか乗らないように、などの注意のもと、、、転落したら自己責任で、、、というオマケつきです。


立抗 昇降足場
この写真を撮影時には本当に足がすくみました。


立抗 昇降足場1
過去に板を踏み抜いた人が居るらしく、少々脅されましたが(笑)左右のL型鉄骨に渡っている「木桟」に足をかければ、そのようなことはないとの説明



立抗 昇降足場3

壁面は全て大谷石材です。
まるで、大谷石の石塀が重なっているように見えますが、コレはただ火山灰がこの厚さに積層し固まったもの。気が遠くなる様な量です。
そして、この水平に走っているラインは、一層づつ切り出した後です。まさしく掘り下げていくと言う言葉がピタリです。


151105-4 空を見る-

空が綺麗でした



見学を終えての帰路

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第5回 佐野市水と緑と万葉のまち景観賞
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Tree Re-hair

第2回 さのし建築景観賞
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